会長あいさつ

加古川市商店街連合会 会長 松本浩一


瀬戸内海に注ぐ清流加古川がはぐくんだ播磨平野。
古来交通の要衝として栄え、今も播磨の交通起点となっているJR加古川駅から南に伸び、季節ごとに違う種類の桜が綺麗なベルデモール加古川。そしてベルデモールと交差し、旧西国街道沿いに東西に伸びるアーケード街 一番街じけまちにより組織される加古川市商店街連合会です。会員店舗の中には江戸期から商っている店舗や、専門的な取扱い品や技ある職人のいる店舗、味自慢など様々な構成です。
最近は大学生の関わりや提案・協力などもいただき、世代を超えて楽しい街になっていくように努めていきたいと思っています。

土曜夜市などの商店街イベントへのご参加や各事業所で行われるワークショップなどにもお立ち寄りいただきまして、「へえ!」聞いて「ほお!!」な街の小さなトリビアも知っていただき、触れて感じていただきたい商店街、そしてお客様から「毎度~、来たよ!」と言っていただける商店街でありたいと思っています。

高低差のないペターンと平らで歩きやすい街、加古川名物 かつめしの名店もございますので、おなかを空かせていらっしゃいませ!

(かつめし写真提供:いろはーず)

事業概要

当会の規約では、

「地区内における商店及び消費者の公正な世論を集結し、その実現に努め総合的に商業の改善発達を促進し、会員相互の親睦及び連絡を緊密にならしめ併せて社会一般の福祉増進に資し、もって地方経済の発展に寄与することを目的とする。」

とうたっていますが、要約すれば「商店街の繁栄と近代化、お客様第一にそのご期待にお応えすること、常に力を合せて時代の要請に答え続ける」ことが、本事業の概要です。

沿革

第二次世界大戦後、姫路も明石も空襲で焼け野原となり、街が無事だった加古川商店街は昭和28年頃まで盛況を極めたそうです。

そもそも町の成り立ちは古く荘園時代にまでさかのぼると言われています。
当時、寺領を管理する公文職がおり彼らは「寺家・じけ」と呼ばれていました。その寺家から興った町ということから、寺家町の地名が生まれたのでしょう。

江戸時代には街道が整備され、宿場町として賑わうことになります。大庄屋の中谷家は参勤交代の大名本陣、付近の商人宿は脇本陣に使われました。人形と結納の陣屋・隣にある「じゅ徳堂」は姫路藩の陣屋であり、明治天皇が行幸時に昼食を摂られたという由緒も残っています。

昭和27年ネオンアーチ、昭和50年アーケードが完成。
一方、明治21年には山陽鉄道が開通し馬車から鉄道へ輸送手段の大転換が行われました。昭和初期には、役場・銀行・商店などモダンな欧風建築が立ち並ぶことになります。昭和29年にはネオンアーチのあるアーケードを備えた明るい駅前通商店街となり、平成元年の新アーケード竣工後には愛称をベルデモールとして今日に至ります。

団体概要

加古川市商店街連合会は、33店舗の会員を擁す寺家町商店街振興組合と、同じく38店舗の会員を擁す加古川駅前通商店街振興組合との連合体です。
昭和27年に加古川市商店街連合会を設立しました。

名称加古川市商店街連合会
住所
〒675-0066 兵庫県加古川市加古川町寺家町9-14
電話番号079-422-2477
FAX番号079-422-3044
営業時間平日:9:00〜17:00(土・日・祭日は休業)